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竈門神社

福岡県太宰府市大字内山883

撮影日:2009年11月16日
:2009年11月23日

 本殿の右側に真っ赤に染まったカエデの木が1本ありました。曇り空だったので、実際見るのと写真では違ってきますね。後から来られた方々も、綺麗ねぇ〜と記念撮影をされていました。

本殿の右側「五穀神社」の階段の両脇には、知る人ぞ知る定番の大岩「愛敬の岩」「再会の木」招霊(おがたま)の木」がありますね。
今日も、何人の方々が恋占いをしてました。知らない人が見ると、何やってるんだろう?っと、その姿を見ると笑ってしまうほど、可笑しなものです。実際、やっている方も我を忘れたように大声で笑いながら岩から岩へ目をつむってやってました。

愛敬の岩

恋占いをしてみませんか。
目を閉じて歩き、無事むこう側の石にたどりつくことがてきれば恋がかないます。
一度でできれば早く願いがかないます。人にアドバイスしてもらった人は、人の助けを借りなければ願いも叶わないと云う、恋占いの愛敬の岩です。

再会の木

 神功皇后は朝鮮出兵のおり宝満山に登りサイカチの木を植えて「凱旋ののち再会しよう。」と言われました。

この木にむかって好きな人と再会できる事を祈ればきっと願いがかなうと言い伝えられています。

招霊(おがたま)の木

 
神代の昔、天の岩戸の前で天鈿女命は招霊の枝をお持ちになり神楽舞を奏して、天照大神を岩戸よりお出ましいただき再び明るい平和な時代が参りました。招霊とは神様を招くの意で特に竈門神社では良縁・幸福を招く御霊験の木として尊ばれております。例年4月上旬頃に香り高い白い花が咲いて、秋には鈴のような丸い実を結び、神楽鈴の起源と伝えられております。又、皇族常陸宮家の御紋章として招霊の花がしるされております。

恋占いをやってるのを見ていると、五穀神社を撮るのを忘れてしまいました。次回訪れたときでも。

五穀神社

 五穀(米・粟・稗・麦・豆)の豊穣と殖産増福の守護神です農作物に限らず、ただ種子か机上にあるのみでは、増産も発展もありません。
それを発芽させるためには、先づ種子を大地におろし、水をかけ、太陽の暖かい恵み(神の恵みと人間の努力)によって、万有生成の道か開けるのではないでしょうか。
自分の目的(種子)を大地におろして万物を育て養う神様の恵みに感謝申し上げるその祈りか幸福を産む力に展開されるものと信じます。


竈門神社及び宝満山

 竈門神社の祭神は神武天皇の御母玉依姫命であります。社伝によると天智天皇が都府楼を建てられるに当時、竈門山(宝満山)は鬼門に当たるので勅使を派遣しておごそかに祭祀を行わせ、都府楼の守護神とされ、次いで天武天皇の白鳳2年に神殿を創建せられた事にはじまると伝えられています。
 宝満山は海抜868米の奇岩怪石に富む山で、頂上には竈門神社の神宮があります。天武天皇の御代心蓮上人が登山して宝仲寺を建て、又、大宝年中より修験行者(山伏)の修法場として以来栄えたといわれています。
 筑陽記によりますと延暦23年伝教大師が唐に渡るについて航海安全でありますようにと山に登り仏像を刻み竈門の神に祈願したと記されてあります。
 
 その後、伝教大師は弘仁9年(818年)有智山に宝塔院を建てました。大宰府管内誌によりますと内山に有智山寺があり、南谷北谷の三ヶ所僧舎は370坊を数える隆盛をめたと記されています。
その後、再三の兵火や失火により神社仏閣は焼失しましたが座主跡五つの井戸、七窟、五百羅漢、千体地蔵などが当時を偲ばせています。又、稚子落し屏風岩天狗岩などの巨岩に富み山頂の眺望のすばらしさは、又、格別でこの山の景観は
春はもえ秋はこがるるかまど山 かすみもきりも煙とそみる      清原元輔

  と詠まれている如く四季を通じて風光絶佳であります。

 駐車場から参道を歩いて「神鹿園」の前の大きなイチョウの木が立ってましたが、境内から見ると、その大きさが実感できますね。


 本殿の屋根の上にも、真っ赤に染まったカエデの木がありました。左側から、近くまで行けたので、そこから撮りました。

     
     
     
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